商業開発部 営業インタビュー
私たちの街を
私たちの手で
より活気のある街へ
商業開発部 営業
2023年入社
梅田 紘史
Q1.前職との違いや特徴を教えてください
安成工務店に入社する前は、新卒で入社した大手住宅メーカーに約20年間勤め、商業開発に関わる業務を行なっていました。前の職場は組織が大きく、規模の大きな企画を取組む際は多くの上席の承認が必要で、決裁が下りるまで時間を必要としていました。
しかし、当社では、社長や役員と社員までの距離が近く、新しい企画の取組み可否の判断や決裁までの時間がスピーディーで、リズムよく業務が動いていると感じます。
また、転勤に関しても違いがありました。以前の会社は全国に支店のある企業だったため、引っ越しを伴う転勤もありました。しかし、地元に根差した安成工務店は、営業拠点が山口県と福岡県だけなので、もし転勤があっても近場で抑えられるのが嬉しいですね。
当社グループの特徴のひとつに、新しいことへの挑戦に対して、とても前向きであることが挙げられます。様々な理由で使われなくなった中古住宅などを活用した民泊事業や、二酸化炭素を排出せず生態系にも優しいとされる小水力発電事業を手がけるなど、グループ一丸となって多角的に地域の活性化に取り組んでいます。
Q2.商業開発部の仕事内容を教えてください
大きく分けてふたつあります。
ひとつは飲食店やスーパーマーケット、小売店などの出店を計画している企業様に対し、出店するのに適した土地を探し、その土地の所有者様と交渉などを行ない、新しいお店の出店をサポートすることです。病院や介護施設をつくることもあれば、土地の広さによってはさまざまなお店が集まった商業施設をつくることもあります。
もうひとつは、自社が貸し出している商業施設やテナントを維持、管理することです。商業施設やテナントで働く人や利用してくださるお客様が快適にお使いただけるように、日ごろからそこで働く人たちの言葉にしっかりと耳を傾け、設備のトラブル対応や衛生管理などを行なっています。
私は主に、企業様の新規出店をサポートする業務を担当していますので、日ごろから、多店舗展開するお店の本部の方や地主様たちと情報交換をして、それぞれの希望に合った企画を考え提案しています。
ひとつの企画で実際にお店が開店するまで数年かかることもあります。だからこそ、自分が携わったお店が繁盛しているところを見るととても嬉しく、また誇らしくもありますね。
また、現在は前職での知識や経験を活かして、当社が所有する不動産の収益を分析し、さらに収益を高めるにはどういう手が打てそうか考えたり、収益が見込める不動産を探して購入したりしています。
Q3.仕事をするうえで意識していることはありますか?
地主の方々や企業の出店担当者、関連業者のみなさんに対しては誠意を尽くし、社内の人に対しては感謝の気持ちを持ちながらコミュニケーションをとるようにしています。
当社には、新しい土地を探して企画を考え、お店を誘致し建築施工、賃貸するまでのすべての業務を自社で運用できる強みがあり、そこに商業開発部も大きく関わっています。しかし商業開発部だけで完結できるものではありません。
たとえば、総務や経理のサポートがなければ私たちは営業に専念することもできませんし、建物を建てるとなると設計や工事で携わってくれる方も大勢います。
お互いの状況把握ができていない状態で業務を進めていくと、思わぬトラブルが発生するかもしれません。普段から密にコミュニケーションをとっていることもあって、他部署の方ともミスなく、そしてお互いに気持ちよく仕事ができているように感じます。
Q4.仕事の魅力は何ですか?
「自分が住む街をもっと活気のある街にしたい」という思いを実現できることです。もっと言うと、「この街にも○○が出店すればいいのにな」と考えたときに、それを自分の手で叶えられる可能性があることです。
その街に初めて出店するお店を誘致するときは、より一層の喜びを感じますし、新しいお店にたくさんのお客様が来店し、街が盛り上がればとても嬉しいですね。
商業開発部に配属される方には、最初は営業や商談に数ヶ月同行してもらって、仕事の流れや雰囲気をつかんでもらうことから始めていきますので、あまり身構えないでほしいなと思います。
強いて言えば、マーケティングや不動産の知識があると多少は取り組みやすいかもしれません。とはいえ、そうした知識は入社後でも十分に身に付けていただけますので、知識や経験がないという方でも心配はご不要です。これからぜひ一緒に「街をつくる」楽しさを味わっていきましょう。