住宅事業部 設計(デザイナー)インタビュー


お客さまの
家への想いを具体化し
より住みやすい家を考えています
住宅事業部 設計(デザイナー)
2016年入社
重松 千恵
Q1.建築に興味を持ったきっかけを教えてください
子供のころ、授業で「サザエさん」の家の間取りを描くことがありました。
そのときに家の間取りっておもしろいなと感じ、住宅メーカーや不動産会社の折込チラシなどを見るのが好きになり、結局は高校を卒業して建築関係の専門学校に通うことになりました。
安成工務店へは中途採用で入社したのですが、前職時代に住宅展示場などで安成工務店の家を見て「新建材じゃないんだ」「壁には珪藻土を使っているんだ」「自然素材の家っていいな」と思ったのが、転職のきっかけのひとつになりました。
受付(コンシェルジュ)の方の対応がよかったのことも印象的で、今でも覚えています。
Q2.どんなことに気をつけながら仕事をしていますか?

設計の仕事は、最初にヒアリングシートを使って、お客さまからご希望や予算などをお聞きするところから始まります。
お客さまの中にはこちらで手を加えなくてもいいんじゃないかというような間取り図を準備されていたり、スイッチの並び順など細かな部分にもはっきりとご要望を持たれていたりする方もいらっしゃいます。
みなさん、程度の差はあるにしても新しく建てる家への想いは何かしらお持ちなんですよね。
それを具体化していくにはどうすればいいか。もっと住みやすい家にできるにはどうすればいいか。そうしたことを考えながら図面を用意し、お客さまへ説明するための資料なども準備しています。
多くのお客さまにとって家を建てるのは初めてのことです。また、お金もかかります。
だからこそ期待だけではなく不安も大きいのではないかと思います。そうした不安を少しでも減らし、ご不快な思いをしていただかずに済むように、たとえばご質問をいただいたときにはなるべく早く答えられるようにしています。
また、細かなことでもお客さまに相談し確認を取るようにしています。こちらの意見を押し付けてはいけないと思っていますので…。
Q3.お客さまとのやり取りで特に思い出深いことなどはありますか?
じつは、特別に印象に残っている出来事はほとんどないんですよ。
というのも、人の心理として、どちらかといえば嫌なこととか、きつい人のほうが印象に残りやすいと思うんですが、安成工務店に入ってからは、そうした強烈な思い出がないんです。
思い出がないというのは、いいお客さまやいい思い出が多いということなんでしょうね。
「重松さんがよくしてくれたから、住みやすいですよ」
「睡眠の質がよくなったみたいです」
「家にいるのが快適で、外出することが少なくなったかもしれません」
お客さまからこんなうれしい言葉をいただけることが多いので、その言葉を当たり前とせず、特別なことだと思うようにしないといけないと思います。
Q4.自分が成長できていると思えるのはどんなところですか?
私は設計の仕事をしたいと思って働き始め、多少ですが設計の実務を経験してから安成工務店に入社しました。
実際に今も設計という仕事ができているのはありがたいことだと思っています。
そのうえで、安成工務店に入ってから経験させてもらってよかったと思えることは現場管理をさせてもらったことです。
現場では屋根を作るには何がどのくらい必要かとか、壁がこのくらいの広さなら必要な建材はどれくらいかとか、材料のひろい出しをしたり、現場で働く方々がどういうことを考えながら作業しているのかを近くで見たりすることができました。
設計をするときにはお客さまが第一というのは間違いないのですが、現場管理の経験のおかげで、現場で作業する方々のことも想像しながら作業ができるようになったと思います。
