株式会社安成工務店

建築事業部 営業インタビュー

建築事業部  営業 林直人 顔写真 建築事業部  営業 林直人 顔写真

プロとして適切な提案ができるよう
一歩二歩、先を考えての行動を
心がけています

建築事業部 営業

2019年入社

林 直人

Q1.現在はどのような仕事をしていますか?

賃貸用のマンションや戸建住宅など事業用物件の営業を行っています。
地主さんの中には土地を遊ばせておくのはもったいない、上手に活用したいと考えていらっしゃる方も少なくありません。
私たちは日ごろから地域の不動産会社に伺い、そうした地主さんをご紹介いただくことが多く、飛び込み営業をすることは基本的にありません。当社でアパートを建てた方から「もう1軒建てようと思っているんだけど」とご相談をいただくこともあります。

最近では協力会社の社長さんから、当社が賃貸用として用意している企画タイプの戸建住宅を自宅用に建てたいとご依頼をいただきました。企画タイプですので注文住宅よりはローコストとはいえ、安成の品質など十分にご理解いただけているからこそのご依頼だったと思います。

Q2.仕事で学びのあった印象深い経験はありますか?

林直人 業務風景

建物を建てるには、その土地の地盤が費用にも関わってきます。
事前に地盤を調査して問題がなければいいのですが、軟弱だとわかると地盤改良を行ったり、地中深くまで何本も杭を打ち込んだりしなければならず、それだけ追加費用が発生します。
もちろん、契約を行う前にお客さまへ説明してご理解いただくことなのですが、当時、入社1年目だった私の説明はお客さまに十分伝わっていませんでした。

「こんな大きな額になるとは思っていなかった。担当を変えてくれ!」
お客さまの窓口を上司に変わってもらい最終的に建物は完成しましたが、結局、私はお客さまから信頼を得ることはできませんでした。

私にとってはあたりまえだと思っていることも、初めてのお客さまにはあたりまえではない。この経験を通じて、あらためて説明の仕方にも注意を払えるようになったと思います。

Q3.この会社で仕事をしやすいと思えるのはどんなところですか?

営業面からいえば、設計から施工まで社内で一貫体制が取られていることだと思います。
設計を外注することがないわけではありませんが、基本的に全て社内で完結しますので各工程の連携が取りやすいのはメリットです。
打合せも頻繁に行えますので意思疎通でずれが起きることも少なく、お客さまから質問を受けたときも早めにお答えできるので、お客さまからも喜んでいただけています。

Q4.仕事をするうえで心がけていることは何ですか?

ひとつは、地図を頭に入れておくということです。
仕事柄、車で福岡県内を移動することも多いのですが、運転中に気になる広い土地を見つけたら帰社後に登記を調べるなどして情報を集めるようにしています。

もうひとつは、一歩や二歩、先を考えて行動することです。
たとえば、地主さんからアパートの相談を受け、「1LDKでプランしてみて」と頼まれたとします。
もちろん1LDKのプランを提示すればいいのですが、場合によっては違う間取りなど2~3パターンを用意することもあります。1パターンだけ準備するよりも時間との勝負にはなりますが、「違うパターンも出してもらえてよかったよ」「別に用意してもらったプランのほうがいいね」という声をいただけると準備してよかったと思えます。

林直人 業務風景

また、遊休地の有効活用について相談を受けた際、多くの地主さんはアパート経営をイメージされています。
その方のイメージどおりアパート建築の資料をそろえ、それをもとに話を進めることもできなくはないのですが、必ずしもそれがいいとは限りません。周辺の様子や家賃相場などをもとに収支を弾き、事業として成立が難しいそうなら貸地や貸倉庫、コインパーキングなどを提案することもあります。

さらに、土地活用は初めてという方も少なくありません。
賃貸物件の建築にあたっては入居者の視点に立って間取りや色遣いなどを提案するなど、プロとして適切な提案ができるように心がけています。