建築事業部 営業インタビュー
お客様の大切な土地に
最大限の価値を生み、
それが地域社会の発展につながる
建築事業部 営業
2022年入社
安永 碧生
Q1.営業の業務内容を教えてください
すでに土地をお持ちの地主様や、これから土地を購入して不動産投資をしようという投資家様から土地活用の相談や要望を受け、分譲マンションや賃貸アパート、賃貸戸建て住宅などを建てるご提案をしています。
地主様や投資家様の土地活用のご要望は、資産の整理や税金対策、収益を得るための投資などさまざまです。お客様のご要望を聞き、なるべく希望どおりに土地を活用できればいいのですが、土地によっては法令や条例などで制限がかかっていることもあります。そうなると、たとえばマンションを建てたくても建てられなかったり、規模を小さくしなければならなかったりすることもあります。
私たちの仕事は、お客様から相談を受けて、その土地にどんな制約があるのかを確認することから始まります。
配属されて最初に任せてもらった仕事も、市役所や現地などに行ってお客様の土地の状況を調べ、資料にまとめることでした。
上司とお客様の打ち合わせにも同席させていただきましたが、当時は建築事業部に入って日も浅く、建築や投資の用語でわからないことだらけだった記憶があります。
わからないことはメモをして商談後に調べたり、それでもピンとこない場合は上司に質問したりして、少しずつ理解できるようになり、今ではひとりでお客様と打ち合わせさせてもらっています。
Q2.仕事をするうえで苦労したことはありますか?
不安や緊張から、お客様とうまく話せなかったことです。
はじめのころは、お客様と電話するときに「変なことを言っていないだろうか」「間違ったことを言って上司に怒られないだろうか」と心配していたこともありました。お客様と対面でお会いしたときに、緊張で頭が真っ白になって、聞きたかったことを完全に忘れてしまったこともあります。
しかしその後、上司から「あの答え方はすごい良かったよ。あとは補足的な情報も伝えられたらもっと良くなるね」などといったアドバイスをいただき、不安や緊張が薄れていったことを覚えています。
さらに、お客様とお話しするときは聞き忘れがないように、事前に質問したいことをすべて書いておくことにしました。そのおかげで質問したかったことを聞き忘れることもなくなりました。
今では経験を積んで、不安を抱くことや緊張することは減りましたが、それで油断して失敗しないように、今後も質問を事前に書き出しておくという取り組みは続けていきます。
Q3.大切にしている考え方はありますか?
お客様の視点に立って、自分に求められていることを考えて行動するようにしています。
たとえば、いくつも土地や建物をお持ちのお客様は私よりも不動産や税金の知識が豊富であることが多いので、打ち合わせのときにはお客様の思いを伺う時間を長く取り、当社としてできることは端的にご提案するように心掛けています。
いっぽう、ご親族の方から土地を譲り受けたばかりなどで不動産や税金についてあまり詳しくないお客様がいらっしゃれば、ご提案の意図やメリットについての説明に多くの時間を取るようにしています。
こういった取り組みを意識して続けてきたおかげで、お客様との打ち合わせをスムーズに行なえるようになってきた気がします。
Q4.仕事のやりがいや、あってよかった会社の制度を教えてください
やりがいは、戸建て住宅からマンションなど、規模の大きい建物の建設に携われることです。
もともと大学で地域社会の復興や発展について学び、街に住宅やお店などをつくる安成工務店の事業内容に魅力を感じて入社しました。そのため、大きな建物を建てられるおもしろさだけでなく、街の発展に寄与し、そこにお住まいになる多くの方のお役にも立てるこの仕事には、より一層のやりがいを感じています。
会社の制度で最近、特に魅力として感じるようになったのは、資格取得のサポート体制です。業務に関係のある資格であれば合格したときに、受験料だけでなく、それまでにかかった教材費や、講座やセミナーの受講費なども会社が負担してくれます。今後、建築に携わる者としてお客様にもっと信頼され、土地活用に向けた提案の幅を広げていきたいと考えており、現在はその一環として宅地建物取引士の資格取得をめざして勉強を続けています。